資生堂は8月10日、中國に設立した投資ファンド「資悅ファンド」が、中國の遺伝子組み換えコラーゲンのパイオニア企業(yè)、江蘇創(chuàng)健醫(yī)療科技有限公司(トラウテック)に約1億元(約20億円)を出資したと発表した。同ファンドにとって第1號の投資案件となる。資生堂によると、現(xiàn)在枠組みを検討している段階で、トラウテックと研究開発や原料調達などで連攜し、中國で急成長する機能性スキンケア市場の開拓を加速する考え。
中國では肌の悩みへの効果的な解決方法を求める消費者が増加しており、特定の機能を訴求する機能性スキンケア市場が拡大している。中でも遺伝子組み換えコラーゲンは、その安定性と高い効果の面から、醫(yī)療やヘルスケア、化粧品などの幅広い領域での需要拡大が見込まれているという。
トラウテックは2015年設立で、醫(yī)療・化粧品向け遺伝子組み換えコラーゲンの製造・販売會社。遺伝子組み換えコラーゲンに関する複數(shù)の特許やノウハウを持つ。江蘇省常州市、青海省西寧市、湖南省長沙市に研究開発拠點と生産工場がある。
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