中共中央及び國務院が印刷・配布した「長江デルタ一體化発展計畫綱要」（以下「綱要」）が1日、公表された。
中國の改革開放の空間配置を改善する重大な措置として、長江デルタ一體化は「一帯一路」の建設(shè)、京津冀（北京・天津・河北）の協(xié)同発展、長江経済ベルトの発展、粵港澳大灣區(qū)の建設(shè)と相互協(xié)力する。
長江デルタは中國で経済発展が最も活発な、開放度と革新力が最も高い地域の一つで、その経済規(guī)模は全國の約4分の1を占めている。
綱要は、長江デルタ一體化発展の推進により、同地域の革新力と競爭力を強化し、経済の集約度、地域の接続性、政策の協(xié)同効率を高めることができるとした。これは全國の高品質(zhì)発展のけん引、現(xiàn)代化経済體制の構(gòu)築に対して重大な意義を持つ。
綱要の內(nèi)容によると、計畫の範囲には上海市、江蘇省、浙江省、安徽省の全域（面積にして35萬8000平方キロメートル）が含まれる。上海市、江蘇省南京市、無錫市、常州市、蘇州市、南通市、揚州市などの27都市を中心エリアとし（面積にして22萬5000平方キロメートル）、長江デルタの高品質(zhì)発展をけん引する。
上海市青浦、江蘇省呉江、浙江省嘉善を長江デルタ生態(tài)グリーン一體化発展模範エリアとし（面積にして約2300平方キロメートル）、長江デルタのより高品質(zhì)な一體化発展の模範となり、これをけん引する。
上海臨港などの地區(qū)を中國（上海）自由貿(mào)易試験區(qū)の新片區(qū)とし、國際共通ルールと合致する、國際市場のより大きな影響力と競爭力を持つ特殊経済機能エリアを構(gòu)築する。
12章に分かれる綱要は長江デルタの現(xiàn)在及び今後一定期間の一體化発展を指導する綱領(lǐng)的文書だ。計畫の期間は2025年までで、2035年までを展望する。
綱要は長江デルタの戦略的位置づけを次のように設(shè)定した。全國の力強く発展する活気あふれる成長源、全國の高品質(zhì)発展のモデルエリア、現(xiàn)代化を率先して実現(xiàn)するけん引エリア、地域一體化発展模範エリア、新時代の改革開放の新高地。
綱要は発展目標について、2025年までに長江デルタ一體化発展で実質(zhì)的な進展を?qū)g現(xiàn)するとした。地域や都市部・農(nóng)村部などを跨ぐ地域一體化発展を高い水準にし、科學革新産業(yè)、インフラ、生態(tài)環(huán)境、公共サービスなどの分野で一體化発展をほぼ実現(xiàn)し、一體化発展の體制・メカニズムを全面的に構(gòu)築する。また綱要は2025年までに常住人口都市化率を70％に、研究開発費の投入強度（GDPに占める割合）を3％以上に、5Gネットワーク普及率を80％にするといった多くの細分化分野の目標を掲げた。
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